横浜市保土ヶ谷区 和田 – 「信栄食堂」 昭和風情と温かい人情にあふれる和田町の名店

今日は魚が食べたい。

というわけで、

以前から気になっていた「信栄食堂」さんへ向かう。

相鉄線和田町駅から徒歩すぐ、

和田町商店街を抜け

国道16号を渡り右へ進むと

「お食事処」の暖簾が目に飛び込んでくる。

車の場合は、

近隣にコインパーキングがある。

店前に立つと

歴史を感じる佇まいに昭和風情が漂う。

風に揺らめく暖簾の「味自慢」の文字で期待が高まり

ワクワク、ワクワク。

引き戸に手をかけ、「こんばんは」。

外からは分からなかったが、ぱっと見満席。

今日はモグビー奥さんと2人なので

またの機会と思いきや

常連さんらしき女性が

「こっちこっち」と笑顔で手招き。

自分たちが巧みに移動し

僕たちが並んで座れる席を作ってくれた。

その心遣いに感動し

「ありがとうございます!」

指定席に腰を下ろす。

店内は

老若男女さまざまな方々が楽しく食事中。

仕事初日の新人気分で皆さんにご挨拶。

壁に貼りだされたメニューに目をやると

ほとんどが1000円以下というお手頃価格。

アレコレ迷ったが、

今日のモグビー気分は「煮つけ」、

モグビー奥さんは「あじ干物」、

それぞれ定食でお願いする。

待ち時間は常連の方々と会話が弾み

あっという間に過ぎていく。

そして、食事が運ばれてきた。

この写真のお盆が定食セットで

小鉢の数にビックリ。

ナチュラルな味付けがとても美味しく

マグロの刺身は脂がのって特にうまい。

続いてメインの「たらの煮つけ」と「あじひもの」が登場。

あじの大きさに驚き、

モグビー奥さん

「大きなあじですね」。

おかみさん

「でしょ、美味しいわよ。」ニコニコッ。

焼きたてのあじの干物は

食べ応えある肉厚の魚体で

うま味がジュージュー噴き出している。

香ばしい香りとともに、ご飯を頬張ると

至福のあじ!

煮つけは

伊豆煮風の甘辛で濃い煮汁。

僅かなとろみを帯び、

たらの身にたっぷり絡む。

ご飯と一緒に食べれば、ほっぺたが落ちそうなうまさだ。

 

ここには

新人を快く迎え入れる懐の深さがある。

美味しい料理がある。

そして、酒がある。

和田町のダイバーシティー。

次回は是非、酒を飲みに訪れよう。

楽しい一時だった。

 

モグビー再訪:★★★ また行きます!!!

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